西湘防災塾は、神奈川県西部の自主防災組織の活性化と、子供たちが小中学校の年少時から地域社会に貢献する要素を身につけることを目的として設立いたしました。2006年から地域防災研究所の 故 大間知 倫 所長 と共に準備を重ね、2007年の相日防災株式会社 本社建設、防災研修センター、防災ヘリポートの開港を期して、2008年5月に開塾しました。
私たちの住む日本は、先進国の中で自然災害が発生するリスクが最も高い国です。地震リスクについて言えば、日本の周辺で世界の地震の2割が発生しており、神奈川県西部においては、神奈川県西部地震、東海地震、国府津・神縄断層に起因する大地震、また首都直下型の地震の切迫が懸念されているところです。
そのような状況の中で2011年に発生した 3.11 東日本大震災 は、私たちに被災地支援・救援活動の重要性を強く再認識させ、同時に災害への備えの必要性と、私たちが”自ら守る力”と、”地域で連携し助け合う 地域防災力”の強化とを、現実として私たちに求め働きかけています。しかし、事前の対策となる地道な活動だけに、その取り組みは不足していると言わざるを得ません。西湘防災塾は活動の拠点を 相日防災 防災研修センター に置き、学童の親子防災キャンプなど体験教室の開催と、企業、地縁組織の自主防災対策のための研修・話し合いの機会の提供を通して、将来に向けた地域社会の安全に奉仕してまいります。
西湘防災塾 黒澤麻志
設立年月日 | 平成20年5月 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
活動報告 |
|